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■ユーゴザーパド劇場 2016年3月の全レパートリー■

モスクワ・ユーゴザーパド劇場 2016年3月のレパートリーです。

数えると、30 本の違った芝居があります。

日替わりでこれだけの芝居をこなす俳優は約25名。

だれでも、基本的に演技の幅が広いから、あらゆる役をこなせるのですね。

そして、演劇の基本 - 歌・舞・演技(つまり歌舞伎)がふんだんに見られるわけです。

ここにロシア演劇の伝統を見ることができます。セリフと感情に頼った日本の新劇とはだいぶ違ったものだと言えます。

 

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以下、作品名を列挙します。

1. 13号室(米、クーニー)

2. 巨匠とマルガリータ(露、ブルガーコフ)

3. カメラ(露)

4. 夏の夜の夢(英、シェイクスピア)

5. アコーディオン(露)

6. 小さな魔女(露、子供向け)

7. ドリアン・グレイの肖像(英、ワイルド)

8. 歌との出会い(露、ベリャコヴィッチ)

9. カーニヴァル(伊、ゴルドーニ)

10. シャネル女史(露)

11. Fools(米、サイモン)

12. あまりに妻帯のタクシードライバー(米、クーニー)

13. ロミオとジュリエット(英、シェイクスピア)

14. 人形たち(スペイン)

15. じゃじゃ馬ならし(英、シェイクスピア)

 

 

16. 三文オペラ(独、ブレヒト)

17. どん底(露、ゴーリキー)

18. オイディプス王(ギリシャ)

19. 犬たち(露)

20. かもめ(露、チェーホフ)

21. 愛と鳩(露)

22. ドストエフスキー・トリップ(露、ソローキン)

23. ドンジョヴァンニの部屋(米、ボールディン)

24. ワルプルギスの夜(露、エロフェーエフ)

25. 検察官(露、ゴーゴリ)

26. ギター(露、ベリャコヴィッチ)

27. ドラキュラ(米、ストーカー)

28. 宝探し(露、レウーシン)

29. 幽閉者(仏、サルトル)

30. 人間と紳士(伊、デ・フィリッポ)

これ以外に、通常のレパートリーとして

・ハムレット

・結婚(ゴーゴリ)

・白雪姫と7人の小人たち

などなど、あと数本がレパートリーに入ってきます。すごいですねえ。

ただ、これはモスクワの30近い国立劇場はモスクワ芸術座をはじめとして、皆同じことです。

すごい数の違った作品がどこかで観れるわけですね。

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